騙されないポイント紹介!情報商材目的のDMをしてくる人に会ってみた!
このブログの目的は、
「情報商材が悪だ!」
という目的ではないです。
話に乗ってしまって、お金を支払うか迷い、後で後悔する人が少しでも少なくなるように参考として情報提供する目的で書きました。
補足:相手の情報など特定されないように配慮しております。あくまで「目的」は上記の内容なので。
そこで、情報商材目的でDMをしてきた方がいたので、直接会って話を聞いてみました。
どんな話をするのか、どういう戦略で情報を販売しようとするのか、その方法に興味があったからです。
ちなみに、私は情報商材を買おうとは思いませんでした。
理由はたくさんあるのですが、決定的なのが3つあります
理由1:初対面でお金を支払うように言ってくる人を信用できなかった。
理由2:情報商材を見たり、その人たちの話を聞いて儲かる未来が見えなかった。
理由3:儲かっていると言っているのに、信憑性のある証拠を1つも提示できなかった。
そのため、支払うように言われた金額は50万円なのですが、投資に見合う金額だと到底思えなかったから断りました。
ちなみに、全ての情報商材が悪質というわけではないので、よく判断してみてください。
基本は「めんどくさい」「うさんくさい」から避けがちな情報商材販売のDM。どのように近づいて、どのような経緯で連絡や直接会おうとするかまとめてみたので、興味がある方は是非ご覧ください。
本記事の構成
①TwitterでDMしてきて、会うまでの経緯
結論:相手は、なるべくビジネスやブログの話はせずに、仲良くしようと心がけてます。心を許せる信頼関係が構築出来てきたら、興味をお金を稼げることに視点を向けさせ、そこでようやく金銭の支払いについて発言してくる。
まずは、初めてのDMでは普通に挨拶して仲良くなろうとしてきます。
最初の方では、ブログやビジネスについては何も言ってきませんでした。
その後、私がブログを始めたてなので何もわからないことを伝えると、ブログやビジネスについて電話でアドバイスしましょうか?と提案してきました。
そして、LINEで通話することに。
やはり相手は終始こちらの警戒を解くことを優先しているようで、まずこちらの話をよく聞こうとします。私の話が終わった後に、
「辛かった過去があるけど、ビジネスについて教えてくれる方に出会って人生が変わった。もし良かったらその方を紹介しましょうか?」
と言われたので、こちらも「よろしくお願いします」と伝えて、3人で話す機会を作りました。
その会話の一部を抜粋
【DMしてきた人を「A」、「A」にビジネスを教えた人を「B」、筆者を「私」とします】
3人で会話し始めて、
A「Twitter上で知り合い、ビジネスについて学びたがっている方がいたので、是非この方にも教えていただけないかという相談で、今回時間を取らせていただきました」
とAがBに伝えた後、
B「じゃぁ本日、〇〇時に★★という場所でお会いしましょう」
私「え?」
B「Aさん本日この時間会えるってことでいいんですよね?」
A「はい」
B「では私はこれで失礼します」
とかなり強引にその方と直接お会いすることに。
私はかなり戸惑っていたのですが、
A「Bさんはセミナーを開いている方で、優しいから大丈夫ですよ」
と、この会話の前日に会って話はしようと軽く話していたのですが、考える間もなく決められてしまい、ここで不信感が非常に高まったのを覚えています。
おそらく、会うことにためらう方が多いと思うので、考える間を与えずにこのような方法をとっているのかと。
会うまでに時間があったので、このお二人のブログをほぼ全て見てどういった話をしてくるか徹底的に考えました。
そこで会ってお話したのは
・集客・商品・販売について(ネットで調べたらわかる程度の内容だった)
・ブログ・ライターの収入の仕組み(ネットで調べたらわかる程度の内容だった)
・アドセンス・アフィリエイトの収入の仕組み(ネットで調べたらわかる程度の内容だった)
・情報商材販売している団体の目的について
・情報商材販売している団体のビジネスの教え方について
・情報商材販売している団体で何を教えてくれるのか?どういう教材を使うのか?について
・ビジネスについて教える代わりに50万円支払ってほしい
でした。
しかも、現金では用意できないと伝えるとカードのキャッシングを使って支払うように勧めてきたのです。
おもしろい事にキャッシングの利用限度額、カードの利用方法に関しては、ビジネスの内容より1番スムーズで詳しい説明を受けました。
ツッコミたい気持ちが溢れていましたが、とりあえず耐えて、お金は今すぐに用意できないので、1度お金について考えてみますと説明し帰りました。
注意:私は直接会いましたが、どんな方が来るのかわからないので、絶対に直接会うことはオススメしません。
②何を売ろうとしてきたか?
情報商材として売ろうとしてきたのは簡単に言うと、ビジネスのやり方でした。
情報商材を販売している団体の目的は、私を独立して稼げるようにする事。
情報商材販売している団体のビジネスの教え方は、
まず、メンター2人(ビジネスを徹底的に教える人が2人)いて、
・ミーティング(対面or電話)
・テキスト、動画
・セミナー(土曜15時~17時)
を使って教えるというものでした。
情報商材を販売している団体で何を教えてくれるのか?どういう教材を使うのか?については、集客の方法、販売の方法、商品選びの方法をテキストや動画で教えてくれるようでした。
テキスト教材は
【集客の方法】
SNSマーケティング、リストマーケティング、ブログ運用、コンセプト、ブランディング
【販売の方法】
コピーライティング、プロダクトローンチ
【商品選びの方法】
PDF、note、brain、動画、音声、コンサル、コンテンツ、コーチング
これら15つの項目のテキスト教材を提供すると説明を受けました。
③騙されない情報商材屋さんのポイント
これに関しては、冒頭で述べた決定的な理由の3つがポイントですね。
理由1:初対面でお金を支払うように言ってくる人を信用できなかった。
理由2:教材を見たり、その人たちの話を聞いて儲かる未来が見えなかった。
理由3:儲かっていると言っているのに、信憑性のある証拠を一つも提示できなかった。
理由1:初対面でお金を支払うように言ってくる人を信用できなかった。
まず、お金の問題は、トラブルになりやすいんです。
皆さん、今までお金のトラブルは少なからずあったと思います。
だから基本、初対面の人に対して私は金銭関係を一切もたないようにしてます。
金銭の関係を持つと後悔する確率が非常に高まるので、必ずその場で即決しないで帰りましょう。
数日、時間を空けて冷静に考えて友人に相談したり、徹底的にネットで調べましょう!
今回のように、キャッシングの利用限度額、カードの利用方法に関しては、ビジネスの内容より1番スムーズで詳しい説明を受けるとかおかしいですから(笑)
もっとビジネスの情報に力を入れてください・・・。
理由2:教材を見たり、その人たちの話を聞いて儲かる未来が見えなかった。
私はネットでブログ、ライター、SEO、マーケティングなど色々独学で勉強しましたが、サンプルのテキストを見せてもらって思ったことは
「え?これネットで公表している有名ブロガーさんのブログやビジネスをYouTubeで発信してるや資料の方が内容充実してない?」
だったんです。
そのブロガーさん達やYouTubeの方は、「有名 ブロガー」「ビジネス YouTube」などで検索すれば、実績もやり方もほぼ無料で公開していることが多いです。
「よくわかんないよー」って方のために、参考になりやすそうなブロガーさんを2名紹介します。
「マナブ」さん manablogを運営。YouTubeでもブログのやり方などを無料公開しています。
「きぐち」さん 「月10万稼げるブログ」の作り方【ブログ収益化ロードマップ】を公開
これだけ実績のあるブロガーさんが無料で情報提供しているのに、私に情報商材で販売しようとした「ビジネスのやり方」に50万の価値を感じませんでした。
それに、不信感があるその方達のやり方で、投資する数十万の回収にどれだけの時間を必要とするのか・・・
と考えてしまいました。
また、この有名ブロガーさん達でさえ、成果が出るのにこんな苦労しているのにマイナス50万円スタートなんて発狂しちゃうわとも思ったのです。
それに、販売している情報商材を購入するということは、今後自分も同じ情報を販売する可能性が高く、何も知識のない方達を相手に同じことをやるのは、心が痛んでとても続けられないと思ったからです。
理由3:儲かっていると言っているのに、信憑性のある証拠を1つも提示できなかった。
私は、色んな企業の役員さんや営業の方とお話したことがありますが、美味しいご飯をたくさん奢ってもらうことはあっても、金銭を支払ってほしいなど言われたことはないです。
お金持ちの方や経営者の方は、信頼関係が大事なことを理解しているので、そういう話をする際には、基本的に信憑性のある資料などを用意してきます。
そのため、お金の話をする際には、「儲かっている」という言葉を信用する前に、
どういったビジネスをして、
どういう集客をして、
どのくらい利益を出せているのか
を客観的にわかる資料を提示されない場合、信用しないようにしましょう。
話を聞いてしまったのであれば、絶対に信憑性のある証拠は徹底的に確認してください!
そのような資料も提示できなくて、そのビジネスで”あなた”が稼ぐのは不可能に近いです。
最後に、
「あなたは、同じことを知らない相手にして心が痛まず儲けられますか?」
「訴えられる可能性があることを常に覚悟してください」
こういった情報商材の取引は、トラブルになりやすいと思います。
押しに弱い方は、そもそもDMを受け取らないように、返信しないようにしましょう。
念のために、私は今回のメール、音声、もらったメモ全て丁重に保管しています。
こちらから何かアクションを起こそうとは全く思ってませんし、今回の団体の詳細を公表しようと思いませんが、既に友人の弁護士の方とお話をし、準備はしっかりしております。
何かするなら徹底的にやるので、お互いのために関わらないほうがよろしいかと思います。